時間が解決してくれるという想いは、 記憶の風化とひとしく 平等に与えられるやさしさだと思う。

映画を観ていて、 同じところでくすくすと笑い声が聞こえる。 そんなさりげない連帯感に安心する。

心の中にいつでも翔べる羽を持っておくこと。

目の前のことにばかり向き合っていると、 自分との向き合い方を忘れてしまう。

心で泣いている日が増えたら、 そろそろ旅立ちの季節。

いつも自分に余裕を持ちたいと思っている私は、 余裕を持てるものしか選べていないのではないか。

頼りにされることと、 利用されることは、紙一重。

近ごろ、私たちの気持ちにも 大量生産・大量消費を求められて、 せわしない。

相手を大事にしているかどうかは、 自分の意見を否定されたときの態度に出る。

「自由にしていいよ」のひと言で 突き放された気分になることもある。

愛は、教えてもらうもの。 そして、誰かに伝えるもの。

人をわるく言う言葉は、 他人に向けられていても、 自分に向けられたように感じられて 悲しい。

人生の長さうち、 いまの私ってどのへん？

毎日が単調だと感じているときは、 なにか大事な変化を見過ごしている。

考えて付き合う間柄は どこか、打算的だね。

人の何もかもが羨ましくてしょうがない。そんな惨めな気分も、わたしの一部。

自分の化けの皮は、 早めに剥がせ。

幼いころに教えられた 「みんなで仲良くしましょう」は、 「自分の意見を言わない」に、近い気がする。

ガマンをして付き合うなら、 誰でもできる。 そのままのあなたと私で、 生まれる距離をつむいで 人間関係をつくるのだと思う。

目的は、気づかないうちに お互いのエゴへとすり替わる。

ずっと変化し続けるなら、 それは変化していないことと 同じだ。

本当の愛を得たくて ずっと遠回りをしている。

いまこうして人とつながっていることは、 誰にでも訪れる幸運ではなく あなただからこその幸運だということを お忘れなく。

心の底から 腹の立つ相手がいたらよく見ろ。 そうすれば 自分の弱い所に気がつく。

騙されているかもしれない。 嫌われているかもしれない。 それらは、事実かもしれないし、 事実ではないかもしれない。 結局、どれだけ悩んでも、 分かるのは自分の気持ちだけなのだ。

「いい人」と思ったり 「悪い人」と思ったり。 ただそれは、その時目にした 些細なものに決められたこと。

結局、自分で自分をつらくする。 あの人となりたい関係って、 ほんとはこんなんじゃないのに。